カナデビア、船舶用エンジン子会社の日立造船マリンエンジンを合弁先に譲渡

ごみ焼却発電施設や舶用機器などを手がけるカナデビアは、現中期経営計画で掲げる「事業構造改革の推進」の一環として、日立造船マリンエンジン(熊本県長洲町)を譲渡する。非中核事業の見直しを進め、「選択と集中」による経営資源の最適配分を図る狙いだ。
造船業界では、政府が打ち出す「造船業再生ロードマップ」などを背景に、今後の投資拡大が見込まれている。こうした環境下で、日立造船マリンエンジンには迅速な設備投資や事業拡張が不可欠と判断し、国内造船最大手の今治造船(愛媛県今治市)への譲渡を決めた。
日立造船マリンエンジンの業績は、売上高249億円、営業利益800万円、純資産109億円(2025年3月期)。
譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2026年3月31日。カナデビアは現在、同社株式の65%を保有しているが、このうち25%を今治造船に譲渡し、持分法適用関連会社へ移行する。今治造船は既存の保有分35%と合わせて持ち株比率を60%に引き上げ、日立造船マリンエンジンを子会社化する。











