旭松食品、即席みそ汁向け具材製造の中国子会社「青島旭松康大食品」を現地社に譲渡

旭松食品(長野県)は、高野豆腐を主力に即席みそ汁や春雨スープなどを展開しているが、中国事業の戦略見直しに伴い、現地子会社の経営体制を変更する。
2006年に設立した合弁会社・青島旭松康大食品有限公司(山東省)は、即席みそ汁向け具材を製造してきたが、今後は合弁相手の青島康大控股集団有限公司(同省)が経営を主導する体制に移行する。旭松食品は保有する出資比率90%のうち70.5%を譲渡する。
青島旭松康大食品の2024年12月期の業績は、売上高3億2800万円、営業利益3210万円、純資産7億5500万円。譲渡価額は非公表で、譲渡実施日は2025年10月31日を予定している。