NOK、OA機器用ロール製品製造子会社のシンジーテックをSMBCキャピタル・パートナーズ系ファンドに譲渡

自動車部品大手のNOK株式会社(本社:東京都港区)は、OA機器用ロール製品の製造・販売を手がける子会社の株式会社シンジーテック(東京都港区)を、SMBCキャピタル・パートナーズ株式会社(東京都千代田区)が運営するファンド「SMBCCP投資事業有限責任組合3号」傘下の特別目的会社に譲渡することを決定しました。
ペーパーレス化の進展などにより、OA機器分野の需要が長期的に減少傾向にあることを踏まえ、NOKは経営資源を成長領域に集中させる「選択と集中」の一環として今回の譲渡を実施します。
シンジーテックは、OA機器向けロール製品において高い技術力と安定した供給体制を有し、2025年3月期の売上高は228億円、営業利益18億3,000万円、純資産170億円を計上しています。
譲渡価額は非公表で、譲渡予定時期は2025年12月。NOKは本取引により、経営ポートフォリオの最適化と中長期的な企業価値の向上を目指します。