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ウイングアーク1st、スマートバリューから自治体向けCMS事業を取得

企業向けデータ活用ソフトウエアを展開するウイングアーク1stは、スマートバリュー(本社:大阪市)が手がける自治体向けCMS(コンテンツ管理システム)事業を取得する。これにより、公共・自治体分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションの提供体制を強化し、事業展開を加速させる狙いだ。

取得対象となる事業の2024年6月期の業績は、売上高13億9,000万円、営業利益1億8,500万円。取得価額は約23億6,000万円で、取得予定日は2025年6月30日。

今回の取引にあたり、スマートバリューは同日付で自治体向けCMSを含む「デジタルガバメント事業」を会社分割し、新会社「ウイングアークNEX」(本社:大阪市)を設立。ウイングアーク1stはウイングアークNEXの全株式を取得し、完全子会社化する。

なお、ウイングアーク1stは引き続きスマートバリューとの資本関係(持ち株比率7.99%)を維持し、スマートシティー領域などにおける協業も継続する方針。