UNIVA・Oakホールディングス、EC向けIT ソリューションの香港MILETを取得

UNIVA・Oakホールディングスは、EC向けITソリューションを手がける香港のMILET HK LIMITEDを通じて、中国向け医薬品EC事業への本格参入を目指す。
MILETの取得を契機に、中国の主要ECプラットフォームである天猫、京東、Aliヘルスなどと強い関係を持つ現地コンサルタント企業・香港勵禾有限公司と連携し、処方箋不要のOTC医薬品を中国市場で販売する計画。MILETは2025年4月末をめどに「UNIVA Hong Kong Trading」へ社名変更し、11月の「独身の日」に合わせて事業開始を予定している。
今後はUNIVAグループの多国籍展開力やグローバル決済機能を活かし、日本製品を中心とした取扱商品の拡充を図る。
MILETは2007年設立で、直近の売上高は0香港ドル、営業損益はマイナス1万4,800香港ドル(約26万7,000円)、純資産は10万3,000香港ドル(約188万円)。取得価額は同額の10万3,000香港ドルで、株式取得日は2025年4月23日を予定している。
UNIVA・Oakホールディングスは、中国が世界のEC市場の50.4%を占め、2030年には約7兆9,300億ドル(約1,110兆円)規模に成長すると見込まれていることから、大きな商機があると見ている。