高島屋、CRGホールディングス<7041>傘下で事業者向け金融事業を展開するクレイリッシュを子会社化

高島屋は百貨店事業の一環として金融サービスを展開しているが、さらなる成長に向け、新規事業による顧客領域の拡大を目指している。そこで、CRGホールディングス傘下のクレイリッシュ(さいたま市)を子会社化し、事業者向け金融に不可欠な人材の確保を通じて事業ノウハウを取り込み、投融資事業の強化を図る。また、百貨店事業の取引先に対して金融サービスを提供し、サプライチェーンの改善にもつなげる考えだ。

クレイリッシュは、事業者向け金融や手形割引、売掛債権の売買などを手がける。一方、CRGホールディングスは人材関連事業や新規事業に経営資源を集中させるため、クレイリッシュを売却する。

取得価額は7億6500万円で、2025年9月30日にクレイリッシュ株式51.01%を取得する予定。