ニッスイ、サーモン養殖のチリPESQUERA YADRANを子会社化

ニッスイは、チリでサーモンの養殖・販売を手がけるPESQUERA YADRAN S.A.(ロス・ラゴス州)を買収し、養殖事業の拡大を図る。PESQUERA YADRANが有するアトランティックサーモンに特化した養殖・加工ノウハウや、米国市場を含む海外販売チャネルを活用し、養殖規模の拡大と加工・販売ネットワークの強化を進める。
ニッスイは2030年に向けた長期ビジョンの中で、養殖事業を営業利益率10%以上が見込める重点成長分野と位置付けており、今回の買収もその戦略の一環となる。
PESQUERA YADRANの2024年12月期業績は、売上高345億円、営業損失33億3000万円、純資産247億円。
取得価額は約206億円(1億3300万ドル)。取得予定時期は2026年1月上旬で、ニッスイは傘下のSALMONES ANTARTICA S.A.(ロス・ラゴス州)を通じてPESQUERA YADRANの全株式を取得する。











