THK、自動車部品子会社5社を投資ファンドのアドバンテッジパートナーズに譲渡

機械部品メーカーのTHKは、自動車部品事業から撤退する。自動車部品子会社のTHKリズム(浜松市)を傘下に置くTRAホールディングス(東京都港区)と、海外の自動車部品子会社4社の計5社を、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京都港区)に譲渡する。THKが掲げる「ROE10%超の早期実現」に向けた事業ポートフォリオ見直しの一環。

譲渡対象となる海外子会社は、カナダのTHK RHYTHM AUTOMOTIVE CANADA LIMITED(オンタリオ州)、チェコのTHK RHYTHM AUTOMOTIVE CZECH a.s.(南ボヘミア州)、ドイツのTHK RHYTHM AUTOMOTIVE GmbH(ノルトライン=ヴェストファーレン州)、米国のTHK RHYTHM AUTOMOTIVE MICHIGAN CORPORATION(ミシガン州)の4社。

直近業績(2024年12月期)は、TRAホールディングスが売上高468億円、営業損失6500万円。カナダ子会社は売上高285億円、営業利益7億3100万円、純資産22億2000万円。チェコ子会社は売上高366億円、営業利益6億3500万円、純資産166億円。ドイツ子会社は売上高225億円、営業利益3億3300万円、純資産は1億4700万円の債務超過。米国子会社は売上高160億円、営業損失2億9900万円、純資産106億円だった。

譲渡価額は非公表。2026年6月1日を予定日として、アドバンテッジパートナーズの関連ファンドが設立した特別目的会社(SPC)であるAP87(東京都港区)に、5社の全株式を譲渡する。