Jトラスト、債権買い取り・管理回収を手がける韓国子会社のTA資産管理貸付を譲渡

金融グループのJトラスト株式会社は、事業ポートフォリオ再編の一環として、韓国子会社で債権買い取り・管理回収を手がけるTA資産管理貸付(ソウル)を譲渡する。

背景には、韓国の債権回収市場を取り巻く事業環境の悪化がある。同社は2014年、オランダ企業傘下だった旧ケージェイア貸付金融を買収して参入した。しかし、コロナ禍以降に当局が実施した債権売却制限が現在も継続しており、解除の見通しは立っていない。さらに、李在明新政権下で可決された個人債務の大幅免除を柱とするバッドバンク制度の影響により、債権買い取りが困難な状況が続いている。

TA資産管理貸付の2024年12月期業績は、営業収益5億7500万円、営業損失7600万円、純資産43億7000万円。譲渡先および譲渡価額は非公表としている。

譲渡予定日は2026年3月13日で、同社の全株式を譲渡する。