北洋銀行、キャリアバンクをTOBで子会社化

北海道内では企業の人手不足が深刻化しており、北洋銀行は自らの営業基盤や顧客網を活用した人材供給体制の構築を目指す。経営層から一般従業員まで幅広い人材ニーズへの対応や、キャリアバンクの経営資源の強化などの相乗効果を見込む。

一方、キャリアバンクは北洋銀行グループ入りにより、事業機会の拡大や収益性の向上、人材育成の強化、安定的な資金調達などが期待できると判断。TOBに賛同し、株主に応募を推奨することを決めた。TOBが成立すれば、同社は札幌証券取引所での上場を廃止する予定。

買付価格は1株1755円で、TOB公表前日の終値1206円に対して45.52%のプレミアムを加えた水準。買付予定数は96万9000株で、下限は所有割合64.25%にあたる63万8000株に設定している。買付総額は約17億円。

買付期間は2026年3月4日から4月21日までの34営業日。決済開始日は4月28日。公開買付代理人は大和証券株式会社

キャリアバンクは1987年設立。2001年に札証アンビシャス市場へ上場し、2005年に札証本則市場へ市場変更している。なお、北洋銀行はすでに同社株式の2.41%を保有している。