サンクゼール、米国KELLY’S JELLYからを加工食品販売事業を取得

ジャムなどの製造・販売を手がけるサンクゼールは、グローバル市場の拡大を成長戦略の柱と位置付け、米国でのプレゼンス強化を進めている。その一環として、オレゴン州のKELLY’S JELLY, INC.が展開する加工食品販売事業を取得する。取得予定日は2025年4月22日。米国子会社St. Cousair, Inc.を通じて実行する。取得価額は非公表。
KELLY’S JELLYは、地元産の原材料を活用した高付加価値なペッパーゼリーやフルーツスプレッドの製造・販売を行っており、2024年12月期の売上高は約1億600万円。
サンクゼールは、2024年10月にも米Bonnie’s Enterprises, LLCの加工食品事業を取得しており、今回の買収によって米国でのブランドラインアップを拡充。既存ブランドとのクロスセルを図り、販売体制と米国工場の生産能力のさらなる強化を目指す。