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ユニチカ、繊維品質評価のユニチカガーメンテックを一般財団法人ボーケン品質評価機構に譲渡

経営再建中のユニチカは、繊維製品の品質評価を手がける子会社ユニチカガーメンテック(大阪府貝塚市)の全株式を譲渡する。2024年11月に発表した繊維事業からの撤退方針に沿った事業整理の一環。譲渡先は、繊維やプラスチック、ゴムなどの品質評価を手がける第三者機関、一般財団法人ボーケン品質評価機構(大阪市)。

ユニチカガーメンテックは、繊維製品の検査・評価を専門とし、2025年3月期の業績は売上高2億6,800万円、営業利益3,100万円、純資産2億5,400万円を見込む。譲渡価額は非公表で、譲渡実行日は2025年9月1日を予定している。

ユニチカは今後、非中核事業の整理を進めつつ、再建計画に基づく経営資源の集中を図る。