フレアス、ホスピス事業などをリベルケアに譲渡

株式会社フレアスは、医療対応型療養施設(ホスピス)事業および看護小規模多機能型居宅介護施設の一部を、名古屋市に本社を構える株式会社リベルケアに譲渡する。譲渡日は2025年9月1日、譲渡価額は6億5,000万円。
同社はこれまで、ホスピス事業を成長戦略の中核に据えてきたが、利用者数の伸び悩みや人材採用の遅れといった課題から、事業運営において厳しい局面が続いていた。今後は、創業来のコア事業であり、収益性の高い訪問マッサージの直営およびフランチャイズ事業に経営資源を集中し、収益構造の強化を図る。
譲受企業のリベルケアは、訪問看護ステーションの運営を主力とする一方で、ホスピス事業の拡大を視野に入れており、本件譲受により事業領域のさらなる拡充を目指す。