TPR、アイシン傘下で焼結部品メーカーの中国愛信(安慶)汽車零部件を子会社化

自動車用ピストンリングを製造するTPRは、傘下の安慶帝伯粉末冶金有限公司(中国・安徽省)を通じて、愛信(安慶)汽車零部件有限公司(同)の持ち分50%をアイシンから取得し、子会社化する。電気自動車(EV)の普及に伴い拡大する軽量化ニーズに対応し、中国市場でのアルミ事業を強化する狙い。
愛信(安慶)はアルミダイキャスト技術を持ち、自動車部品の軽量化に欠かせない拠点。TPRは現地子会社と一体運営することで、製品開発や生産体制の強化を進める。
取得価額は非公表で、取得予定時期は2025年12月としている。