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サンワテクノス、ロボットシステム開発のエムテックを株式交付で子会社化

産業用エレクトロニクス・メカトロニクス分野の独立系技術商社であるサンワテクノスは、中期経営計画で掲げる「商品・顧客・エリアの重点領域における選択と集中」や事業拡充の一環として、ロボットシステムの開発や自動化設備の設計・製造を手がけるエムテック(北九州市)の子会社化を決定した。

今回の子会社化により、ソリューション開発体制の強化に加え、商品戦略やイノベーション力の向上を図る。エムテックの2025年3月期の業績は、売上高2億1,733万円、営業損失1億2,780万円、純資産9億2,520万円。

子会社化は簡易株式交付により行われ、2025年9月30日を株式交付日とし、エムテックの普通株式1株に対してサンワテクノスの普通株式3,266株を割り当てる。この交付により、サンワテクノスはエムテック株式の50.5%を取得する。

さらに、2028年10月1日には残る49.5%を株式譲渡により取得し、エムテックを完全子会社化する予定。