トレンダーズ、ECモール運営代行などのしるしを子会社化

SNSマーケティングを手がけるトレンダーズは、ECモール運用代行などを行う「しるし」(東京都渋谷区)を子会社化する。これにより、SNSとECモールを連動させたマーケティング支援を、美容領域にとどまらず、消費財やアパレルなどにも拡大し、業容の拡大を図る。トレンダーズは今年4月に美容領域に特化してしるしとの協業を開始していたが、今回、子会社として正式に取り込む形となる。

しるしは、2025年2月期に売上高9億200万円、営業利益3億2300万円、純資産1億6000万円を計上している。同社は持ち株会社体制を敷き、傘下にECモール運営代行の「ECのしるし」(東京都渋谷区)とWebメディア運営の「ECの相談室」(同)の2子会社を有している。

取得価額は35億1000万円で、取得予定日は2025年12月1日。しるしの全株式を取得する予定だ。