ナトコ、使用済み有機溶剤の蒸留精製事業を手がける三丸化学を子会社化

ナトコは現中期経営計画(2024年11月~27年10月)で蒸留事業を塗料事業、ファインケミカル事業と並ぶ柱と位置付けており、その一環としてリサイクル溶剤への取り組みを強化する狙い。
三丸化学(宮城県村田町)は蒸留再生リサイクルを主力とし、電子機器製造工程で発生する廃液を原料とした高純度リサイクル溶剤を生産する。三丸化学は1981年設立。
ナトコは東北地区にリサイクル溶剤の生産子会社としてアイシー産業(福島県本宮市)を持つが、生産余力に乏しくなっているという。
今回傘下に収める三丸化学の本社工場は生産設備に増強余地があるほか、用地の空きスペースもあり、2社間での生産の融通などの相乗効果を見込む。
取得価額は非公表。取得予定日は2025年6月30日。三丸化学の株式66%を取得する。
同社は売上高4億4700万円、営業利益△9700万円、純資産19億1000万円(2024年3月期)。