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AIフュージョンキャピタルグループ、暗号資産関連企業のエデンを子会社化

AIフュージョンキャピタルグループは、AI(人工知能)を中心に多岐にわたる投資事業を展開しており、2025年1月には暗号資産投資事業にも参入した。これを本格的に拡大するため、ブロックチェーン(分散型台帳)関連のコンサルティング事業を手がけるエデン(東京都品川区)を子会社化する。

エデンは現在、金融庁への暗号資産交換業者登録手続きを進めており、登録後にはプロ投資家向けのトークン販売やIEO(Initial Exchange Offering、仮想通貨を用いた資金調達)事業を展開する計画だ。同社の2024年10月期における業績は、売上高45万円、営業利益は26万7000円の赤字、純資産は1080万円となっている。

取得価額は3億円で、2025年5月下旬に第1段階としてエデンの日本暗号資産取引業協会第二種会員取得を前提に、株式の33.3%を1000万円で取得する。その後、暗号資産交換業者の本登録完了後に、残りの66.7%を2億9000万円で取得する予定だ。