医療用情報システムの開発を主力とするCEホールディングスは、事業ポートフォリオの見直しの一環として、連結子会社であるマイクロン（本社：東京都港区）の株式51.93％を、中国CRO大手HANGZHOU TIGERMED CONSULTING CO.,LTDの日本法人であるタイガメッドジャパン（本社：東京都千代田区）に譲渡する。譲渡予定日は2025年7月29日で、譲渡価額は3億9,800万円。

マイクロンは2005年に設立され、画像解析技術を活用したCRO（医薬品・医療機器開発業務受託）事業に強みを持つ。CEホールディングスは2019年に同社をグループに迎え、医療分野における製品・サービスの拡充を図ってきた。

今回の株式譲渡により、CEホールディングスのマイクロンに対する持株比率は33.37％となり、連結子会社からは外れるが、持分法適用関連会社として関係を継続する。

今後は、CRO分野で高い実績を持つタイガメッドジャパンとの協業により、マイクロンの成長と事業価値の最大化を図るとともに、CEホールディングスとしてはコア事業への経営資源集中を進める方針。