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ケイティケイ、ITに特化した障がい者就労支援のじぶんスペースを子会社化

オフィス関連用品の通販を手がけるケイティケイは、IT分野に特化した就労継続支援A型事業所「じぶんスペース」(名古屋市)を完全子会社化した。ITソリューション事業の収益強化に加え、障がい者福祉を通じた社会貢献の実現を目指す。

じぶんスペースは、ウェブサイト制作などを手がけるアクシス(同市)の完全子会社で、ECサイト運営や記事のリライト、ホームページ制作、デザイン、動画編集など、IT関連業務を通じた就労支援サービスを提供している。

買収金額は非公表。株式取得日は2025年7月31日。

ケイティケイは、2024年10月に発表した中期経営計画でITソリューションを成長領域と位置付けており、外部企業との連携を進めてきた。今回の買収は、障がい者のITスキル習得と社会参加を後押しするもので、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営の推進にもつながる。