大日本塗料、AGC傘下で塗料メーカーのAGCコーテックを子会社化

大日本塗料は、中期経営計画(2024~26年度)で掲げる連結売上高800億円、営業利益80億円の達成に向け、塗料事業の基盤拡大を進めている。その一環として、ガラス大手AGC傘下でふっ素樹脂塗料に強みを持つAGCコーテック(東京都千代田区)を完全子会社化する。これにより、同分野での競争力を強化し、市場シェアの拡大を図る。
大日本塗料は現在、AGCコーテック株の10%を保有しており、残り90%を追加取得する。取得価額は非公表で、完了予定は2025年12月下旬。