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ユニチカ、傘下で紡糸ノズル製造販売の上條精機をセーレンに譲渡

経営再建中のユニチカは、2024年11月に発表した繊維事業からの撤退方針の一環として、傘下の 上條精機(京都府宇治市) をセーレンに譲渡します。上條精機は紡糸ノズルやアルミパッキン、金網ストレーナなどを製造しており、2025年3月期の業績は売上高1億1,400万円、営業損失1,100万円、純資産1億8,100万円でした。

譲渡価額は非公表で、2026年1月1日に全株式を譲渡する予定です。

なお、セーレンは2025年6月にも、ユニチカから国内最大規模のポリエステル重合設備を持つ岡崎事業所の繊維事業を取得することを発表しており、今回の譲渡もその流れに位置づけられます。