ソフトバンクグループ、スイスABBからロボティクス事業を取得

ソフトバンクグループ株式会社(本社:東京都港区)は、スイスの重電・産業機器大手ABB Ltd(本社:チューリッヒ)から、産業用ロボットの開発・製造を手がけるロボティクス事業を取得することを発表しました。今回の取得は、同グループが推進する人工超知能(ASI)の実現に向けたAI関連分野への戦略的投資の一環です。

本件は、ABBが会社分割により設立予定の新会社(名称未定、所在地:チューリッヒ)をソフトバンクグループが子会社化する形で実施されます。対象となるロボティクス事業の売上高は3,441億円(2024年12月期)。

取得価額は約8,187億円で、取得完了は2026年半ばから後半を予定しています。ソフトバンクグループは、AIとロボティクスの融合による次世代産業基盤の構築を目指し、グローバル規模での事業シナジー創出を図ります。