イオレ、「らくらく連絡網+」事業の譲渡を決定

求人広告プラットフォームなどを運営するイオレは、業績改善に向けた事業ポートフォリオの再構築の一環として、「らくらく連絡網+(プラス)」事業を譲渡する方針を決定した。

同社は今年8月に策定した中期経営計画で、AI(人工知能)データセンター事業と暗号資産金融事業を中核に据え、経営資源を重点的に振り向ける方針を示していた。一方で、「らくらく連絡網+」事業は数年来売上高が減少しており、今後の方向性を検討していた。譲渡先や譲渡時期は現時点で明らかにしていない。

「らくらく連絡網+」は、スポーツチームやPTAなど多数のメンバー間で手軽にコミュニケーションできるメーリングリストサービスで、直近の2025年3月期売上高は8480万円だった。