マネーフォワード、取締役会向けDXサービス提供のミチビクを子会社化

クラウド会計ソフト大手のマネーフォワードは、取締役会などの重要会議に特化したDXサービス「michibiku」を提供する ミチビク(東京都中央区) を子会社化する。個人事業主や中堅・中小企業を主要顧客とする同社にとって、ガバナンス領域のプロダクト強化につながる取り組みとなる。

「michibiku」は、取締役会の準備・進行管理・議事録作成まで一連の業務を効率化するクラウドサービスで、従来の手作業中心の運用に伴う負荷や時間を大幅に削減できる点が特徴。企業の内部統制強化や会議運営の標準化にも寄与する。

ミチビクの2025年3月期の業績は、売上高8,900万円、営業利益**▲2億2,700万円**、純資産6,500万円

取得価額は非公表。2025年11月28日に、マネーフォワードの子会社であるマネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング(東京都港区)を通じて、ミチビクの全株式を取得する予定。