レオクラン、医療・介護施設向け機器販売・レンタルのファスキアホールディングスを子会社化

新設・改装病院への医療機器・設備の一括販売を手がけるレオクランは、ファスキアホールディングス(名古屋市)を子会社化する。企業規模の拡大とポートフォリオ強化による経営基盤の安定化を狙い、東海地方を中心に双方の顧客網を生かした販売チャネル拡大などのシナジー創出を目指す。
ファスキアHDは、売上高6億7,800万円、営業利益3億8,900万円、純資産29億9,000万円(2024年8月期)を計上。傘下にフォーム(名古屋市)、シンコム(同)、中京三洋(同)の3社を持ち、医療機器や補聴器の販売、病院・介護施設向けの機器レンタル事業を展開している。
取得予定日は2025年10月1日で、レオクランはファスキアHD株式の67.7%以上を取得する方針。取得価額は最大で71億4,800万円となる。