Arent、ソフト開発のレッツを子会社化

建設業界向けシステム開発を手がけるArentは、業務間データをAPIなどで連携させる「アプリ連携型プラットフォーム」の構築を進めており、その取り組みの一環としてレッツ(宮城県大崎市)の一部株式を取得する。レッツは、見積もり・発注・原価管理などバックオフィス領域に強みを持つソフトウェア企業。Arentは製品ラインアップの拡充を通じて、売上拡大に加え、営業生産性の最大化や全国的な市場カバレッジの向上を図る。
レッツは2025年7月期に、売上高3億5100万円、営業利益8110万円、純資産6億5500万円を計上している。
Arentは約3億2100万円でレッツ株式の20%を取得する予定で、取得日は2026年1月16日。その後、2026年1月23日に簡易株式交換を実施し、レッツを完全子会社化する。株式交換比率はArent1:レッツ515で、レッツ1株につきArentの515株を割り当てる。
Arentはこの1年間で6件のM&Aを実施しており、今回の取引も含め、製品群拡充を加速させている。











