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三井物産、液体化学品タンクターミナルのベルギーITC Rubis Terminal Antwerpを子会社化

三井物産は、液体化学品の貯蔵・荷役・物流事業を手がけるITC Rubis Terminal Antwerp NV(ベルギー・アントワープ)を完全子会社化する。2008年にフランス企業との折半出資により設立された同社は、2010年の操業開始以来、欧州有数の化学品物流拠点であるアントワープの地の利を活かし、事業を拡大してきた。

現在、ITC Rubisは30万立方メートル規模の貯蔵能力を有しており、三井物産は今回の完全子会社化を通じてタンクターミナルの拡張を進め、収益の倍増を図る。

直近の業績(2024年12月期)は、売上高80億円、純資産218億円となっている。