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リベルタ、九州を地盤とする化粧品卸の「粧和」を取得

化粧品・日用品メーカーの株式会社リベルタ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤 透)は、九州を中心に卸売事業を展開する株式会社粧和(本社:福岡県福岡市)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。取得予定日は2025年6月2日、取得価額は1円です。

粧和は1994年設立。リベルタのコスメ商品を取り扱う販売先の一つでもあり、地域に根ざした営業ネットワークを有しています。近年は債務超過に陥っていたものの、インバウンド需要の回復を背景に業績は持ち直しつつあります。今後は、役員借入金をデッド・エクイティ・スワップ(DES)により解消し、財務基盤の健全化を図る予定です。

2024年4月期の粧和の業績は、売上高3億8,500万円、営業損益△1,000万円、純資産△6,200万円となっています。

今回の子会社化により、リベルタは粧和の地域密着型の販売網と営業ノウハウを活用し、九州エリアにおける自社商品のマーケティング力・販売力を強化。全国規模での販路拡大とブランド価値向上を図ります。