三菱重工業、陸上風力発電所の保守・運営事業を電源開発に譲渡

三菱重工業は、40年以上にわたり手がけてきた陸上風力発電所の保守・運営事業を電源開発(Jパワー)に譲渡する。今後の成長領域に経営資源を集中させる「選択と集中」を進める狙い。
同事業は2025年3月期で売上高30億円規模。Jパワーは風力発電を主力事業の一つに位置づけており、三菱重工は、長年蓄積してきた人材・ノウハウを託す相手として最適と判断した。
譲渡範囲には、デンマークのVestas Wind Systemsとの合弁事業など一部の継続事業は含まれない。
譲渡価額:非公表
譲渡予定日:2026年4月1日
スキーム:新設会社に事業を承継し、その全株式をJパワーへ譲渡











