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フクダ電子、CAC Holdings傘下でクラウド心電図解析サービスのエムハートを子会社化

医療機器メーカーのフクダ電子株式会社は、呼吸・循環器系領域を中心とした主力事業の強化と、デジタル医療分野での展開拡大を目的に、エムハート株式会社(岩手県盛岡市)を子会社化することを決定しました。

エムハートは、ITコンサルティング大手のCAC Holdings傘下にある企業で、クラウド型心電図解析サービスや医療機器の開発支援サービスを提供しています。フクダ電子とはこれまでも取引関係があり、今回の資本参加により、より密接な連携と事業シナジーの創出が期待されます。

株式の取得は、CAC Holdingsのグループ会社である株式会社シーエーシー(東京都中央区)から行い、取得割合は51%。取得価額は非公表とされています。株式の取得完了予定日は2025年6月30日です。

フクダ電子は、今回の子会社化により、クラウドを活用した解析技術や医療デジタルソリューションの強化を図り、次世代医療サービスの提供体制をより一層拡充していく方針です。