シキボウ、ユニチカ傘下のユニチカトレーディングが展開する衣料繊維事業を取得

紡績業のシキボウは、ユニチカ傘下の**ユニチカトレーディング(UTC、大阪市)から衣料繊維事業を取得し、販売網の拡大および事業強化を目指す。取得対象は、ユニフォーム事業、寝装品事業、プリント事業、シャツ事業の一部となる。また、UTCの子会社であるPT.UNITIKA TRADING INDONESIA(ジャカルタ)**も併せて子会社化する予定。
シキボウは2021年4月よりUTCと製品開発や生地の生産・販売で協業を進めており、今回の事業取得により両社の連携をさらに強化する方針だ。
一方、ユニチカは2024年11月に繊維事業からの撤退を発表しており、今回の事業譲渡はその一環となる。
取得価額および取得割合は非公表で、取得完了は2025年12月末を予定している。