日本アジア投資、物流施設・データセンター開発のKICホールディングスを子会社化

ベンチャーキャピタルの日本アジア投資は、物流施設やデータセンターの開発を手がけるKICホールディングス(東京都千代田区)を子会社化することを発表した。取得価額は2億円で、既に2025年9月30日に同社株式の16.7%を取得しており、2026年1月には持ち分を60%まで引き上げる予定。

今回の取得により、日本アジア投資はKICホールディングスが手がけるデータセンターのプロジェクト案件や開発ノウハウを獲得し、不動産ファンドの組成などを通じて収益拡大を目指す。KICホールディングスは2024年12月期に売上高2億7600万円、営業損失2億3600万円、純資産1億6900万円を計上している。