インフロニア・ホールディングス傘下の三井住友建設、子会社の三井住建道路<1776>をTOBで完全子会社化

インフロニア・ホールディングス株式会社は、傘下の三井住友建設株式会社を通じて、上場子会社の三井住建道路株式会社をTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化する。
三井住建道路は、建設事業のほか、アスファルト合材や骨材の製造・販売を手がける企業。三井住友建設は、国内インフラの維持・更新需要の拡大を見込む一方、人手不足や資材価格の高騰といった課題に直面しており、同社との経営資源の一体化によって競争力強化を図る。
具体的には、公共工事の受注体制の強化に加え、共同調達システムによる建設資材の調達コスト削減、人材や工場など経営リソースの相互活用、人手不足への対応、上場維持コストの削減などの相乗効果を見込む。
三井住友建設は現在、三井住建道路株式の約53.7%を保有している。今回のTOBにより完全子会社化を目指す。
買付価格は1株2000円で、TOB公表前営業日の終値1635円に対して22.32%のプレミアムを付けた。買付予定数は429万5947株で、下限は所有割合12.97%に相当する120万3500株に設定。買付総額は約85億9200万円となる。
買付期間は2026年3月10日から4月21日までの30営業日で、決済開始日は4月28日。公開買付代理人は**大和証券株式会社**。
三井住建道路は今回のTOBに賛同しており、株主に対して応募を推奨する方針。TOBが成立した場合、同社は東京証券取引所スタンダード市場から上場廃止となる見込みだ。
三井住建道路は1948年に岡本興業として設立。1971年に三建道路、岡田鋪装と合併して三井道路に社名変更し、2003年に住建道路を吸収合併して現社名となった。1996年に東証2部へ上場し、2022年4月の市場再編に伴いスタンダード市場へ移行している。











