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ジャパンマテリアル、ロケット打上げ支援設備の飛鳥電気を子会社化

特殊ガス供給装置などを手がけるジャパンマテリアル(東証プライム上場)は、宇宙関連設備の施工・点検を行う飛鳥電気(本社:鹿児島市)を完全子会社化することを決定した。これにより、今後成長が期待される宇宙ビジネス領域への本格的な参入を目指す。

飛鳥電気は、射場設備や射点設備、人工衛星追跡設備など、宇宙関連インフラに特化した施工・保守業務を強みとし、2024年7月期の売上高は約11億円。同分野における豊富な実績と技術力を有している。

株式取得の対価は非公表で、取得完了は2025年6月19日を予定している。

ジャパンマテリアルでは、飛鳥電気の持つ宇宙関連の専門技術と自社のエンジニアリング力を融合させ、新規事業の柱として宇宙ビジネスの展開を加速させたい考えだ。