三栄コーポレーション、防災・防犯グッズ販売の防災防犯ダイレクトなど2社を子会社化

生活用品専門商社の三栄コーポレーション株式会社は、防災・防犯用品のネット販売を手がける株式会社防災防犯ダイレクト(長野市)および、その仕入れを担う株式会社防災ダイレクト(同)を子会社化することを決定しました。両社の全株式を取得し、2025年6月30日付で子会社化した後、合併する予定です。
今回の買収により、三栄コーポレーションは防災関連分野での事業基盤を強化し、自社のEC事業や海外を含む調達ネットワークとの相乗効果を通じて、商品の企画・供給力および販路の拡大を図ります。
防災防犯ダイレクトは、2024年11月期において売上高27億4000万円、営業利益8600万円、純資産2億8000万円を計上。防災ダイレクトは、2024年5月期に売上高8億700万円、営業利益700万円、純資産3億7900万円を記録しており、両社合わせて30億円を超える売上規模を持つ成長企業です。
取得価額は2社合計で16億4425万円。三栄コーポレーションは、今後の市場ニーズの高まりが予想される防災関連分野において、製品力と販売力の両面から事業展開を加速していく方針です。