ベクターホールディングス、傘下で再生可能エネルギー関連事業の3社をMYUに譲渡

ソフトウエア開発・販売を手がけるベクターホールディングスは、再生可能エネルギー事業への新規参入を目的に設立した子会社3社を、事業収益化が見込めないとして譲渡する。譲渡先は、飲食店経営や不動産業、ウェブコンテンツ制作などを手がけるMYU(高松市)。譲渡日は2025年6月30日を予定しており、各社の全株式をそれぞれ1円で売却する。
譲渡対象となるのは、自然エネルギー関連事業を展開するベクターエネルギー、土木・建設工事業のベクターワークス、再エネ分野での投融資を担うベクタービジョンファンドの3社。いずれも東京都港区に本社を構える。
2025年3月期の業績は、ベクターエネルギーが売上高1,680万円、営業損失4,420万円、純資産マイナス4,230万円。ベクターワークスは売上高67万9,000円、営業損失6,250万円、純資産348万円。ベクタービジョンファンドは売上高121万円、営業損失2,560万円、純資産マイナス2,580万円となっており、いずれも赤字が続いていた。