サンフロンティア不動産、エムケー精工傘下でホテル運営のエムケー興産を子会社化

サンフロンティア不動産は、傘下のサンフロンティアホテルマネジメント(東京都千代田区)を通じて、長野リンデンプラザホテル(長野市、136室)の親会社であるエムケー興産(同)を完全子会社化し、ホテル事業の業容拡大を図る。
一方のエムケー興産は、グループの収益力向上を目的に、ノンコア事業と位置づけるホテル事業を切り離す。ホテル事業のみを継承する会社(社名を「長野リンデンホールディングス」に変更予定)を新設分割により設立し、サンフロンティアに譲渡する。残る不動産管理・賃貸、損害保険代理店、リース、太陽光発電事業などは、別途新設する承継会社が引き継ぐ。
取得価額は非公表。取得予定日は2025年8月26日。サンフロンティアは現在、全国で29軒・3160室のホテルを展開しており、2033年までに1万室体制を目指している。