ワイエスフード<3358>、焼き肉店運営のYappaを子会社化

ラーメンチェーン「九州筑豊ラーメン山小屋」を展開するワイエスフードは、飲食ブランドの多様化を目的に、焼き肉店を運営するYappa(東京都目黒区)を子会社化する。首都圏での事業展開や、業態ごとの運営ノウハウの融合を通じたシナジー創出を狙う。
Yappaは2020年に設立され、東京都内の城南・城西エリアで焼き肉店を3店舗運営。デジタル技術を活用した効率的な店舗運営が特徴で、ワイエスフードは今後、人材や仕入れ、ITインフラの共通化による業務効率化も見込む。
2025年2月期の業績は、売上高1億8,700万円、営業利益900万円、純資産1,600万円。取得価額は1億1,000万円で、取得完了は2025年7月31日を予定している。
ワイエスフードは九州を地盤とする一方、2023年に東京本部を開設し、関東圏での出店加速や海外展開との連携強化にも取り組んでいる。