萩原電気ホールディングスと佐鳥電機、2026年4月に経営統合へ

車載用半導体を主力とする萩原電気ホールディングス株式会社(以下、萩原電気HD)と、電子部品商社の佐鳥電機株式会社(以下、佐鳥電機)は、2026年4月1日付で経営統合し、共同持株会社を設立することで合意しました。
次世代自動車やIoT、AIなどの成長分野で半導体関連需要が急拡大するなか、両社は経営資源を結集することで、取扱製品や顧客基盤の拡充、成長著しいインドを含む海外展開の加速など、相乗効果を最大限に引き出し、持続的な成長を目指します。
統合は株式移転方式により行われ、両社は2026年3月30日をもって上場を廃止。翌4月1日に新たに設立される共同持株会社が、東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場へ上場する予定です。
共同持株会社の代表取締役社長には萩原電気HDの木村守孝氏、同副社長には佐鳥電機の佐鳥浩之氏が就任します。
株式移転比率は、萩原電気HDの普通株式1株に対して新会社の株式2株、佐鳥電機の1株に対して1.02株を割り当てます。
2025年度の売上高は、萩原電気HDが2,587億円(2025年3月期)、佐鳥電機が1,562億円(2025年5月期)を見込んでいます。