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ファーストブラザーズ、冷凍倉庫業の菅原冷蔵を子会社化

不動産投資運用を手がけるファーストブラザーズは、冷凍倉庫業の菅原冷蔵(青森県弘前市)の全株式を取得し、子会社化した。取得日は2025年8月8日で、傘下の東日本不動産(青森県弘前市)を通じて実施。取得額は676万円。

菅原冷蔵は、地元特産のリンゴジュース保管を通じて地域の食品加工業を支えてきたが、後継者不在による事業承継が課題となっていた。2024年6月期の業績は売上高4270万円、営業損失496万円、純資産3300万円。

ファーストブラザーズは、事業承継という社会的課題への対応とともに、同社が保有する資産の潜在価値を引き出し、収益機会の拡大につなげる考え。