東邦システムサイエンスとランドコンピュータ、2026年4月に経営統合へ

ソフトウエア開発の東邦システムサイエンスとSIer(システムインテグレーター)のランドコンピュータは、経営統合によって顧客基盤や事業ポートフォリオを拡充し、新規サービス創出の効率化、人材育成・組織体制の強化、コスト最適化などのシナジーを見込んでいる。AI(人工知能)など新技術による代替リスクの高まりや競争激化を背景に、開発力と収益性の強化に向けた判断だ。
両社は株式移転の手続を通じ、共同持株会社「トランヴィア」(東京都文京区)を2026年4月1日に設立し、その傘下に入る。同年3月30日付で両社の上場は廃止され、持株会社のトランヴィアが東証プライム市場へ上場する予定。
経営統合日は2026年4月1日。株式移転比率は東邦システムサイエンス1.27:ランドコンピュータ1で、東邦システムサイエンスの株式1株につき共同持株会社の株式1.27株、ランドコンピュータの株式1株につき1株が割り当てられる。











