横河ブリッジホールディングス、ビーアールホールディングスをTOBで完全子会社化

鋼製橋梁大手の横河ブリッジホールディングスは、橋梁事業の事業領域拡大を掲げる現行の中期経営計画の一環として、PC(プレストレストコンクリート)橋梁工事を主力とするビーアールホールディングスをTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化する。

横河ブリッジHDは、鋼橋とPC橋の両分野を手がける総合橋梁メーカーとしての体制を強化し、ブランド力の確立を図る。加えて、資材の集中調達によるコスト削減や、ビーアールHDにおける成長投資枠の拡充など、グループ化による相乗効果を見込む。

一方、ビーアールHDは、横河ブリッジHDグループへの参画により、事業領域の拡大や製造資本の共有によるコスト削減、販路拡大などが期待できると判断し、TOBに賛同。株主に対して応募を推奨している。

買付価格は1株530円で、公表前営業日の終値354円に対して49.72%のプレミアムを付与した。買付予定数は4,552万4,628株で、下限は所有割合65.15%に相当する2,965万9,800株。買付代金は約241億円となる。買付期間は2026年2月5日から3月23日までの30営業日で、決済開始日は3月30日。公開買付代理人はみずほ証券、復代理人は楽天証券が務める。

TOB成立後、ビーアールHDは東京証券取引所プライム市場への上場を廃止する予定。

ビーアールHDは1948年に鉄道砂利工業として創業し、1954年に極東工業へ改称。2000年に東証2部に上場し、2002年に持ち株会社体制へ移行して現社名となった。2016年に東証1部へ昇格し、2022年4月に東証プライム市場へ移行している。