エーアイ、Vライバー事務所のLapis Liveを子会社化

音声合成ソフトの開発・販売を手がけるエーアイ(証券コード:4388)は、Vライバー事務所を運営するLapis Live(東京都新宿区)の全株式を取得し、子会社化する。取得予定日は2025年4月1日、取得価額は2億2,600万円。
エーアイは法人向け音声合成ソリューションを主力とする一方、コンシューマー向けにはキャラクターの声でテキストを読み上げられる「A.I.VOICE」シリーズを展開している。Lapis Liveの事業とは高い親和性があり、相乗効果が期待できると判断した。
Lapis Liveは2022年設立のスタートアップで、バーチャルキャラクターを用いたライブ配信を行うVライバーのマネジメント事業を展開。所属Vライバーは400人を超え、業界最大手の一角を占める。エーアイは同社を傘下に迎えることで、コンシューマー向け事業の多角化と拡大を図る。
Lapis Liveの2024年1月期の業績は、売上高1億8,300万円、営業利益3,600万円、純資産4,400万円。