NISSOホールディングス、製造派遣業のMan to Manを株式の譲渡と交換で子会社化

製造派遣大手のNISSOホールディングスは、中部・東海エリアを拠点に製造業向け人材派遣を展開するMan to Manホールディングス(名古屋市)を完全子会社化し、電気自動車(EV)シフトによる派遣需要の高まりが見込まれる中部圏での事業拡大を目指す。
取得方法は、Man to Manの発行済株式2000株のうち1455株を取得し、残る545株を株式交換により取得する。株式交換の比率はNISSO株1に対してMan to Man株1669。
Man to Manは1991年設立。愛知・三重・静岡西部・岐阜地域の自動車・半導体関連企業に強みを持つ。2024年6月期の業績は、売上高133億円、営業利益1億500万円、純資産6億6200万円。
NISSOは、自社の人材育成ノウハウとMan to Manの地域ネットワークを融合し、中部地域における派遣事業の強化と拡大を図る。
取得価額は16億3700万円。取得予定日は2025年6月1日。