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明和産業、樹脂原料販売・コンパウンド製造のタカロクを子会社化

化学品や樹脂を中心に扱う専門商社の明和産業は、**合成樹脂分野に強みを持つタカロク(東京都港区)**の全株式を取得し、子会社化する方針を発表した。原料調達から物流・販売に至る体制の補完を通じて、樹脂事業における競争力の強化を図る

タカロクは、熱可塑性樹脂の原料販売をはじめ、機能性樹脂へのコンパウンド加工プラスチックリサイクルなどを手がけている。とくにコンパウンド製造やリサイクル事業では、廃プラスチックの回収からエンドユーザーへの販売までを一貫して担うサプライチェーンの構築を進めており、同分野でのシナジーも期待される。

取得価額は14億9,000万円株式の取得予定日は2025年7月9日で、明和産業はタカロクの全株式を取得する予定。