東京汽船、持ち分法適用非連結子会社の駐車場事業、横浜貿易ビルを完全子会社化

東京汽船は、駐車場事業を展開する持分法適用非連結子会社・横浜貿易ビル(横浜市)と、株式の80.1%を保有する東京湾フェリー(神奈川県横須賀市)を完全子会社化した。2025年11月末をめどに、東京湾フェリーを存続会社として横浜貿易ビルを吸収合併する予定である。

横浜貿易ビルの2025年3月期の売上高は6880万円、営業利益は2480万円、純資産は1億3800万円。一方、東京湾フェリーの同期間の売上高は9億1600万円、営業利益は△8920万円、純資産は△4億1000万円となっている。

東京湾フェリーは客数低迷により債務超過が続いており、今回の合併は債務超過の解消に加え、カーフェリー事業の航路維持や利用客へのサービス向上を目的としている。取得価額および取得日は非公表である。