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日本乾溜工業、車両型杭打機メーカーの大正工業を子会社化

日本乾溜工業は、道路標識や車両用防護柵(ガードレール)などの交通安全施設工事を主力とし、事業拡大を進めている。その一環として、車両型杭打機のトップメーカーである大正工業(大阪市)を買収する。大正工業は、ガードレール等の支柱をエアハンマーで路盤に打撃施工する車両型杭打機で高いシェアを持つ。

今回の買収により、日本乾溜工業は施工現場で培った知見や経験を大正工業にフィードバックし、新製品や新サービスの開発を促進するなど、両社の相乗効果が期待される。

大正工業の2024年6月期業績は、売上高2億3300万円、営業利益6190万円、純資産4億6300万円。設立は1966年。取得価額は非公表で、2025年9月2日に全株式を取得する予定。