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コニカミノルタ、監視カメラ開発のドイツ子会社MOBOTIXを現地ファンドに譲渡

コニカミノルタは事業収益力の強化策として事業の選択と集中を進めており、その一環。譲渡を決めたMOBOTIX AGはネットワークを通じて画像・音声データを伝送できるIPカメラ(監視カメラ)システムとこれに関連するソフトウエアの開発を手がける。

コニカミノルタは2016年に同社を傘下に収めたが、業績は想定を下回る状態が続いていた。譲渡先は中小企業の成長支援を主力とする現地投資ファンドのCertina Software Investments AG。

譲渡価額は非公表。譲渡完了は2025年4~9月を見込む。

MOBOTIXの全保有株式65.2%を譲渡する。

同社は売上高97億円、営業利益△6億円、純資産28億円(2023年9月期)。