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CAPITA、自転車専門店事業を譲渡

ガソリンスタンド事業を主力とするCAPITAは、業績不振が続く自転車専門店事業から撤退する。譲渡実行日は2025年7月1日を予定しており、譲渡先は国内の自転車事業者だが、社名は公表されていない。譲渡価額についても非公表としている。

CAPITAは42年間にわたり自転車販売事業を展開してきたが、近年は世界的な原材料価格の高騰や円安の進行により自転車本体価格が上昇。加えて物流コストの増加が収益を圧迫し、事業の採算確保が難しい状況に陥っていた。

同事業の2025年3月期の業績は、売上高6億2300万円、営業損失は2400万円を見込んでおり、収益改善の見通しが立たないことから、撤退を決断した。